今さら聞けない「クロノグラフ」時計の基礎知識
【今さら聞けない腕時計の基礎知識(4)】腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説!
【クロノグラフの特徴3】
「平均時速」を計測できる
クロノグラフが計測できるのは経過時間だけではない。「タキメーター」と呼ばれる文字盤の外周にある目盛りを見ることで、平均時速を計測できる特殊機能も備える。
タキメーターは、物体の移動距離がわかっている場合には、ベゼル、もしくはインデックスの外周部分の目盛りで「平均時速」を計測できる。写真のモデルでは400~500の数値まで計測することが可能だ。
では実際に計測してみると…。
1.Aを押して、1㎞地点に到達したら、またAを押してストップ。
2.タキメーター表示を見ると「100」。つまり平均時速は100㎞/h
ちなみに、クロノグラフ秒針が一周すると、60秒(=1分)で1㎞地点に到達したことになるので、時速60㎞ということになる。
デザイン面や機能面はもちろんのこと、ギミックの奥深さからも人気の根強いクロノグラフ。ぜひあなたもその深淵に触れてみてほしい。